今日は昨日発生した、東北新幹線の連結分離事故についてです。
AIイラストで画像を作成しましたが、連結器の絵は全く出てきませんでした(苦笑)
今回の連結分離事故に関して、多数のメディアで報道されているので、ここでは割愛します。
お伝えしたいのは、事故を受けて関係者がどのように「反応」して、どのように「行動」するのか、
その2点に絞って記します。
私は機能安全のコンサルティングを行っております。
目的は、お客様企業の商品を「万が一故障しても安全」な状態でユーザーに届けることです。
お客様担当者のミスの粗探しや責任追及を行うことではありません。プロジェクトの進捗に繋がらないからです。
今回の新幹線の事故に関して、一部のメディアや視聴者からは
・事故原因の究明が十分でない
・JRは安全をないがしろにしている
・JRは責任をとれ
などの意見が見受けられますが、これらを言ったところで何の進展もありません。
大事なのは、新幹線に乗車される多くの方々が安全で安心して目的地に移動することです。
新幹線の連結は、複数の目的地へ多くのお客様を目的地に移動するために必要なアイテムです。
JR担当者を責めることは、何の意味もありません。彼らも人間なのでミスは当然あります。
重要なのはJR担当者が仮にミスをしたとしても、技術面、運用面で安全への影響を防止することです。
これらの対策を実施できるのはJR担当者なのです。
皆さまは色々不満があるかと思いますが、安全な状態で復旧することを待ちましょう。